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プロと素人

私は独立する前に生き方として、「仕事は偉大な素人でありたい。生きることは小さなプロでありたい」というテーゼを選びました。それが正しいかったかどうか分かりませんが、また新しいテーゼを考えないといけない時が来ているような気がしています。
天風会は、ますます素人集団になってきているような気がします。それは誰が悪いということではありません。講師やリーダーも参加者もみんな一人一人はとてもまじめです。まじめ過ぎるぐらいまじめで一生懸命です。でも年数が経っている人がどんどん来なくなっています。いつも新しい顔ばかりです。ただの会員で20年以上安定的に継続して参加している人は何人いるのでしょうか?100人入会して20年継続する人は、いったい何人ぐらいいるのでしょうか?
何事も百回すると素人の熟達レベルになります。千回するとプロの入り口になり、一万回でプロの熟達レベルになると私は昔から言っています。
仕事でも何かを作るということはそんなもんですね。もちろんいい加減に千回繰り返してもプロにはなりません。真剣に千回繰り返しての話しです。
NASAでも宇宙飛行士の訓練として、ひとつの事故の対処の訓練を千回同じ事を繰り返すと言います。例えば987回目の同じ訓練で、「えーい、もう、同じ事の繰り返しで頭に来た!」といらついたらその時点で、「あなたはもう帰っていい」と宇宙飛行士失格になると読んだことがあります。
千回、一日一回として千日、約3年ですね。一万回、すなわち一万日、27年ですね。クンバハカをキュッキュッと一日百回と千回と一万回の違いでもあります。
一万回とは常時クンバハカ態勢ですね。キュッキュッと肛門を999回、意識して締めるのは素人の段階です。一日千回を毎日考えずに自然に行っているようになればプロの入り口ですね。クンバハカ一日百回以下の人には私の方法は教えられません。まず素人のやり方(天風会が教える方法)を熟達する必要があります。
天風教義もプロのレベルを教える別の会があっても良いような気がしますが、教えるプロがいません。私は室外行修が終わって会館に戻る歩く姿を見て、クンバハカを維持している人がどれだけいるかいつも観察しています。リーダーを含めてほとんどいません。「おまえら、何を訓練しているんだ!」とリーダー達に言いたいけれど我慢して黙っています。3年未満の人たちは、ただ参加しているだけで価値があります。
何事も3年目からですね。サラリーマンも仕事が分かってくるのは概ね3年目からです。私はその人が何を言っているかはあまり気にしません。どういう身体の姿勢かということを見ています。姿勢にすべてが現れています。最近は目も見るようにしています。
天風教義(天風教義に限らないけれど)も、人生で仕事か何かを極めようとしているテーマを持っている人とそうでない人には学びに大きな差が出てきますね。何かのテーマを持っていることで教義の実践が形として実感出来ることが多くなるから。何かを極めるテーマを持っていると、誰がどうしたこうしたというようなどうでもいい細かいことは気に掛からなくなるし。素人は学びも趣味のレベルから越えられない。極めるテーマを持っている人が人生の小さなプロかもね?



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