今日(19日)、明日(20日)とF市の産業展にY銀行の紹介で参加している。
私の製品のような専門的なのを市の産業展に出展してもあまり意味が無いと思いつつも銀行の推薦というか紹介というか、銀行との交際のつもりで出展している。
展示会では私の関係の仕事の訪問者はいないので、やる気無く椅子に座っていたら、面白い人が話しかけてきた。日本で事業に失敗しアメリカに渡り成功して、技術者というか経営者というか、アメリカとインドで会社を経営しているらしい。
で、「そんなに成功しているなら金持ちだと思うけど、どうしてそんな(貧乏そうな)服装をしているのか?」と聞いてみた。
「金持ちが金持ちの服装をしたら人がたかってくる。こういう服装をしているから良いんだ。金持ちが金持ちのような服装をしている間はまだ本当の金持ちじゃない」と言っていた。三井物産にしばらく勤めた後、スタンフォード大学で物理学を学んだらしい。日本では東大でも出たのかも知れない。
で、面白そうな会社を紹介してくれた。その会社は利根町にあるという。「利根町って、茨城の利根町ですか?」、「そう、そこに面白いものを作っている会社があるので訪ねて行ってみなさい。あなたとはきっと良い縁が出来ると思う。そこのS社長とあなたは、きっと気が合うよ。」と言っていた。調べてみたら押戸という所にその会社はある。その情報だけで展示会に参加した甲斐があるというもの。
それにしても、どうしてこうなるかな~?そういう運命なんですよ。それは神様の計らいでもあります。
展示会では健康ストレス・テストをしているブースがあったので、暇なのでチェックして貰った。結果は副交感神経優勢で両肩も胸も頭もかなり疲労しているという答えが出た。調べてくれた女性に、「心はもっと疲労しているんですけど、」と言ったら、「あらっ、癒してあげたいわ~」と冗談が返ってきた。その言葉に対してまたジョークで応える智恵と余裕は無かったな。まだまだだな。
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