私は田舎に帰る度にほぼ特定の醸造元の醤油を買ってくるのだが、最近駅傍のビルの中の自然食品を売っている店にも小豆島産醤油が置いてある。田舎から持ち帰った物が無くなったらそれを買うことにしている。
醤油でも日本酒でも何でもそうなのだが、良い物ほど銘柄ごとに味が違うので好みが出てくる。この醤油は好きだとか、この日本酒は口に合うとか。安物だとどうでもいいというか違いが感じられない。安物だとキッコーマンかヤマサかを気にする人はいない。醤油の味の好みは地域性もあるしね。
良い物ほどどれでもいい気がするが逆なんですね。良い物ほど好みが分かれてくる。最近はマイ(my)醤油を持ち歩きたい気もする。
学びもそうかも知れませんね。小学生の時にはどの先生に学んでも成績にそれほど差は無いかも知れませんが、大学院博士課程レベルになるとどの教授に学ぶかで違ってくる。ノーベル賞を受賞した教授のいる研究室からノーベル賞を受賞する研究者が出やすいのはそういうことですね。
ヨガの悟りもそうですね。良い指導者に付くのが悟りへの早道ですね。文化セミナーのヨガならどの先生に付いても変わらない。あの先生は優しい、あの先生は厳しいという程度の認識で、悟りとはほど遠い。
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