金属加工の取引先に今日夕方の6時過ぎに行く約束をしていた。30分遅らして6時半過ぎに着くように出た。京浜東北線が人身事故のためにしばらく止まっていて動き出したばっかりだった。予定通り出ていても遅れていたし待たされたことになっていた。こういうタイミングの良さはいつものこと。というか、天風教義をやっていれば誰でも当たり前のことですね。
3年以上連絡がなかった仕事仲間から昨日久しぶりに電話があった。
女房が鬱になって3年間身動き取れなかった。ちょっと目を離すと首を吊ろうとしていたと。3年間、貯金で食い繋いできたと。医者からもう薬を飲まないで良いですよと言われたが、薬を止めるとまた少し鬱に戻りつつあると。原因は娘の離婚だと言う。
話しを聞いていろいろアドバイスしたら、「○○さん、どうしてそんなに詳しいの?鬱になったことあるの?」と聞かれたので、「いや、別に何もなっていませんよ。でも私は分かるんです。」と答えた。
今日午後、久しぶりにある商社を仕事で訪ねた。そこの社長は数年前から膵臓ガンを患っていて、抗ガン剤で顔がヤバイほどどす黒かった。本人も自分は末期ガンだと言っていた。何もアドバイスは出来なかった。余命3ヶ月でも6ヶ月でも助かるかも知れない道はあるけれど、前提条件を理解するのは難しいのでアドバイス出来ない。しょうがないね。
何でもこちらの話しを受け入れる心の準備が相手にあるかどうかを判断して話さないといけない。そうでなければ宗教の押しつけと同じになってしまう。病気になろうがなるまいが決められた日まで人は生きるのだから、知ったかぶりで人に無理にアドバイスする必要は無い。
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