60過ぎれば確かに引退する時期なんだなと思うな。多くの人は、歳と共に頑固になったり、信じられないようなミスをしたりするようになる。私もそんなミスをすることが増えてきた。仕事仲間も同じように歳を取ってきているから、いろいろ問題が起きてくる。過去の自分の経験を見て、前もそうしてきて問題が無かったから前の通りで問題はない、自分は間違っていない!正しい!と頑なになる。そのように時代の進化に対応できなくなってくる。
新しい時代が来ると新しい技術の要求に応えないといけなくなる。
過去の仕事は戻って来ない。時代が変化する時、要求は過去より高くなる。
人は皆、自分は歳を取っていないつもりで生きているし、肉体は歳を取っても精神は昔のままだと思っている。
しかし歳を取ると新しいことに挑戦する意欲が生まれてこなくなる。
仕事を続けようと思うと自分の考え方を変え、若い人と組み直さなくてはならない。すると考え方を若い人に合わせなくてはならない。今はどうのこうのという愚痴を言っている暇はないということですね。仕事を60過ぎてもするには自分を変えないといけない。
田舎の私の友人も大工をしていたのですが、大工の仕事が減り食えなくなったので、今はダムの管理人をしている。そのためには専門的なパソコンの操作や知識などを身に付けないといけない。正月も、スマートフォンでLineの確認をしていたので、「えっ!おまえ、Lineやっているのか?」と聞いた。「やっているよ。便利だよ」だって。「俺でさえ、そんなことしていないのに!」私は答えた。私より成績のずいぶん悪かった奴が俺を越えている!ビックリ!した。彼は偉いと思うよね。彼は時代の変化に合わせて勉強して進化して適応しているもんな。
充分に金融財産があって、いつでも引退できる状態になっていたとして、今、引退したら寂しいね。確かに、引退と寂しい気がする。もう疲れたから早期退職するという人に今まで何人か出会ったけれど、そういう気持ちは私は分からないな。まあ、早く引退して他にいろいろやりたいことはあるけれど、まだ仕事が完結していない。ある霊能者から、「もう今の仕事から足を抜く時が来ていますよ。本来の仕事に入りなさい。」とは言われたけれど。
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