2011,3,11から日本人は微妙に変わってきているような気がするな。特に若い人が。人間、いつ何が起きるか分からない、それでいつ死ぬか分からない。
だから、今、自分を生きたいと。固定的なかつ古典的な損得の人生を脱却して自分に素直な人生を生きようと、好きなことに取り組もうと。
もちろん現実の中で生活のために、それが出来ない若者も多いですが。本屋には今もビジネス人生成功の指南書がたくさん並んでいますが、以前のようにそれを手にする人の熱気を感じません。立ち読みで読んでいる人も少ない。
何の車に乗るかは若者のビジネス成功のシンボルだったわけですが、今は多くの若者が車に興味を持っていないように、ビジネス成功術、金持ちになるための人生というのが興味の対象で無くなってきたのかも知れませんね。
若者の親の世代である今の中高年の生き方が若者から見て美しくないんだと思いますね。子供があこがれる大人(親)の生き方ではなかった。
しかし、日本人は若い人も中高年も、どこでも、スーパーのレジでも、ファーストフードの店員も、宅配便の配達員、駐車場の誘導もほんとにみんな一生懸命に健気に働いていますね。感心します。頭が下がります。
客観的に見ると、本当に日本人は素晴らしいと思いますね。裏では人間関係の好き嫌いの、「あの人があうだ、こうだ」というのはあるのでしょうが、働いている時はそんなことをお客に見せることなく働いています。まあ、たまにそんな気配を感じることはありますけどね。まあ、微々たるもんです。
もちろんアメリカ人も中国人も一生懸命働くのですが、日本人の一生懸命さと何かちょっとそれぞれ違う感じですね。
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