日本は悪くなかったという歴史観を持ち出すと、それは欧米の過去(植民地主義)が間違っていたという理屈になるので、日本が何が何でも悪かったことにしなくてならない。
その点については残念ながら中韓米欧一致しますね。日本としては歴史問題は対応が難しい。何が事実なのかの問題でなく、世界には国益のための歴史観しか無いのです。
例えばアメリカは、アメリカのネイティブ・アメリカン(インデアン)を無慈悲に虐殺しながら彼らの土地を収奪して国土を拡げたとは教科書に書けない訳ですね。
イギリスもオランダもスペインもどれほど残虐な殺しをして植民地を作り富を収奪したかということは隠す訳ですね。
自分の非を隠すには他者・他国を攻撃(批判)するのが一番合理的な訳です。
人間関係でもそうですね。浮気がばれたらいろんな理由を作って相手(伴侶)が悪いと逆攻撃をするのと同じ。目を他に背けて事実を見ることは拒否する。
そして相手も裏では自分と同じ事をしているだろうという憶測をする訳です。
そのようにして日本は理由を捏造されて逆攻撃されているわけです。嘘を言っている間に嘘を言っている本人が、いつの間にかそれが本当だと信じるようになる。聞いている方は開いた口が塞がらなくて何も言えなくなる。
PR