私は20代の頃から、日本の農業は輸出産業になると言っているのですが(何かの本にそう書いていたから)、一部はなっているが全体としてはなかなかならない。田舎で米を少し作っている友人(小学時代の同級生)と話した。島全体で無農薬をうたい文句にすれば島の活性化になると言ったら、既に低農薬栽培の米を20人ぐらいのグループで作っている。美味しいし安心なので、売って欲しいという人が何人もいるのですぐに無くなる。売買は直接なので、農協を通すより買う方は安く、売る方は農協に売るより高収入になる、ということでした。
株式会社にしろという提案もあるのだけれど・・・という話しも聞いたが、「まあ、株式会社にするにはまだ規模が小さすぎるな、それに、株式会社にする前に、まずは、「これは俺が作っているもの」というプライドを満足させる体制を確立してからだな。」と私は答えた。
農業も静かに少しずつ良い方に変わりつつあるな。高品質、安心品として日本の農業は輸出産業になりますね。お金のない人は安い輸入品を食べれば良い。みんな都合が良いわけです。農業も世界的な棲み分けですね。電化製品と同じですね。
「TPPが成立したら安い農産物が入って日本の農業がダメになる。日本の農業が心配だ」と言う人がいます。「日本の農業が心配なら高くても日本産を買えば日本の農業は潰れないよ」と言うと、「いやよ!安いのがあれば輸入品でも安いのを買うわよ!」という解答でした。
「こいつ、何を考えているのだろう?」という感じですね。
クリック⇒⇒小豆島産減農薬コシヒカリ1クリック⇒⇒小豆島減農薬米2私はこういうことが起き始めたのは3.11のせいだと思うんですよね。
日本人が何が本当に大切なことか、考え始めて行動始めたんだと思いますね。
それが、短期的には無いけど、遠い将来、日本の庶民文化は世界に拡がる。
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