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普天間問題

普天間基地移設問題はマスコミのニュースを見る限り今となっては難しい問題だ。アメリカのアフガニスタン問題と同じだな。前にも後ろにも進めない。「犯罪者を収容する刑務所は必要だが、それが私の家の隣に建つのは絶対反対」と言っているのと同じでその気持ちは分かるが、みんなが納得する解決策は存在しない。私の案は動かない巨大な航空母艦を造ってあげればいいのだということ。別名、浮きドック式空港だな。沖縄の沖合に浮かせればよい。何度も言うようにそれでは土建屋が儲からないので土建屋と土建屋と繋がる政治家(その代表格が小沢一郎)と地元利権関係者が反対することになる。ただ現状の裏に小沢一郎の隠し球(裏戦略)があるのかも?それは分からないが。
歴史、地政学、国の安全、国防、戦略、戦術と思考を進めていかないといけないのだが、日本人にはそういう段階的論理思考の進め方が出来る人がほとんどいない。それは島国の平和国家だから成り立つのだが外国から見ると小学生の思考レベルに見える。密約問題もそうだな。その当時、誰もがその立場だったら密約を結ばざるを得なかったのに過去を責める。密約を結んででも沖縄返還が優先されたのです。密約を結ばなければアメリカは沖縄を日本に返還する理由も必要も無かったのだから。沖縄や小笠原はグアムのようにアメリカの統治領のままだったのだから。アメリカも常に国益と戦略に基づいて判断しているのだから。いつまでも延々と小学生レベルの理想主義と愚痴と文句を言っていても仕方がない。カルタゴがローマ帝国に滅ぼされる直前のカルタゴの国内状況と今の日本の状況は非常に似ている。99%の日本人は、「カルタゴ?なにそれ?」ですよね。
日米がぎくしゃくしている最中に、先日、中国の潜水艦2隻と駆逐艦8隻が沖縄と石垣島の間を通過した。それも潜水艦は浮上したまま。それはとても大きな意味を持つのだが日本人は「ふ~ん」と何の問題意識も持たずに終わっている。そしてアメリカの雑誌にアメリカが中国に感謝する10項目というのが発表されたらしい。その背景はみんな連動しているんだよね。中国は日本を馬鹿にし、なおかつアメリカサイドでは、「日本はもういいよ、中国と同盟した方が良い」という流れを作り出そうとしているグループがいるということですね。
それにしても、「板橋駅東口街並み再開発絶対反対」、「十条駅前再開発反対」とそれぞれの商店街組合が再開発反対で固まっている。どうしてだろう?どうして日本人は変化に対していつも反対するのだろう?現状のままだとじり貧になっていくのが分かっているのに。本当は賛成なのだが反対運動をすることで国や自治体からより多くのお金を貰おうとする企みなのだろうか?みんなでゆっくり破滅するのは良しとするが、再開発してその新しい感性について行けなくて自分だけは失敗するかも知れないという恐怖感なのだろうか?みんなでゆっくり破滅すれば怖くないという感情の方が強いのかも?再開発を反対する人間の気持ちが私には分からない。
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