背中の曲がりや腰の曲がりというのは遺伝的な要素もあるのか?
それとも無意識に親を見ていた姿を潜在意識が真似るのかも知れない。
それは分からないが、母親や叔母の背中の曲がりは祖母の背中の曲がりとそっくりになっていた。後ろから見るとまるでそこに祖母がいるように感じることもよくある。
私も坐っていると背中が曲がっている。で、気づいては背筋を伸ばすようにしている。癖のままになるのは簡単だが、矯正した姿勢が癖になるようになる迄は大変だ。何も考えないでもいつも姿勢が真っ直ぐな人は育ちが良いんだろうな?育ちは出るよね~。それは姿勢だけでなく心の使い方もそうだよね。
天風教義等で学んだ心の使い方が普段の心の癖になると立派なものだな。
一般的には心の癖は、生まれや育ちのままだよね。生まれや育ちで付いた心の癖を本来の自分に戻すのが人生の修行だな。
よく本に、「自分のままでいいんだよ。」、「あるがままの自分でいい。」と書かれているけど、「自分のままの自分は何?」というのはとても難しい問題だよね。
本来の自分というのはなかなか気づくのは難しいけど、天風教義では実我と言うし、本心良心とも言う。実我に気付けば人生合格だよね、きっと。
最近、日本は良くなってきたな~?と思っている。
3.11以降、クラクションを鳴らす車は滅多に無いよね。
昔は、「さっさっと行けよ!何もたもたしているんだ!」と不平を言いながらクラクションを鳴らしていた。今は押しボタン式信号のある歩道でも車の運転手は穏やかな顔で必ず止まるよね。「このやろう!俺の前で信号を赤にするなよ!」という怒りの顔はほとんど無い。信号の無い交差点でも自動車の運ちゃんが車を止めて、「先に渡りなさい」という顔をしたり手で合図をするよね。
恐らく日本人が他国民より多く持っている譲り合いの心がますます洗練されてきたように思う。3.11は日本人がおそらく本来持っている心の癖を蘇らせたのかも?とも思う。きっとこんな国、他に無いと思うな。
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