今日、半年ぶりに訪ねてきた田舎の友人から聞いた話なんですが、・・朝日新聞に載っていたということなんですが・・、私の田舎の小豆島は一軒あたりの平均資産が日本一なんだそうです。平均金融資産額は一千四百万云々で・・・!「はあ~?」という感じ。「どこにそんな資産が?」・・・うーん、考えてみると、私の家にはそんな資産はありませんが、あり得ることかも知れないと推測できます。それにしてもビックリ!です。でも家にお金がある無いに関係なく小豆島は豊かです。「世界で日本が一番良い国ですが、小豆島はその中で一番良いところ」と私は思っています。豊かだからみんな自分勝手でまとまらない。天風会で「こいつ自分勝手な考え方を持っているなぁ!」と思った人がかつて二人いますが、後で知ったら二人とも小豆島出身でした。これには私もビックリ!それは本人は何も気づかないですが知らず知らずのうちに豊かさがもたらすものですね。そして豊かさ故にハングリー精神が無い。それは私の欠点でもあります。先日も「あ~!こいつも小豆島出身の性格だなぁ!」と思ったことがあります。
よく考えてみると小豆島の人たちは、私の身内を含めて、とても良い人たちですが確かにとても自分勝手ですね。(その協調性の無い人たちで構成されている島の中で協調性が無いと常に通信簿に書かれていたのは私です!)「人のふり見て我がふり直せ」と諺にありますが、私もよく自分を客観的に見て反省しないといけないですね。豊かさがもたらす素晴らしさと同時にそれがもたらす欠点もあります。ちなみに私の村は100年以上前はとても豊かでした。たとえば私の家の蔵も神社と同じ屋根の作りをしているそうです。昨年、友人がそれに気づいて教えてくれました。家の者は誰もそんなこと知らなかった。豊かな時に村や村人が陰徳を積んでいないので、今、村は消えようとしています。お家断絶の家も多いです。私の家も私の代でお家断絶です。豊かさはそのままにしてはいけないのです。世のため人のために貢献しないと・・・。
多くの日本人は日本に対して不満を口にしますが、不満を口にできること自体幸せなんです。四季があり、緑が豊かで水も使い放題で飲み放題、戦争も無く、交通の便も良く、マスコミはどうでもよいような小さなことに人の揚げ足を取るようなことばかりに意識がいくのも幸せの内ですね。前の大戦から63年、この63年の間に戦争の無かった国は世界の中でわずか5,6ヶ国だそうです。もちろん日本はその数少ない国の中の一つです。63年戦争が無かった、水がほぼ使い放題、それだけで幸せな国なんです。
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