私は昔から、「戦う力が無ければ国や民族は滅びる。個人も国家も、戦う力があってなおかつ戦わないのが大事」と言ってきている。カルマ・ヨーガの本を読み始めたらまったく同じ事が書いていた。「抵抗する力が無いものが抵抗しないのは単なる臆病で卑怯者だ。抵抗する力があるものが抵抗しないのが徳だ」と。
『カルマ・ヨギは、最高の理想は無抵抗であると理解している人です。無抵抗という最高理想に到達する前には、人の義務は悪に抵抗することです。彼をして働かしめよ、敢然として行かしめよ。そうして初めて、彼が抵抗するだけの力を獲得したとき、無抵抗は一つの徳になるでありましょう。』 お~!これぞ日本の行くべき道だと思いますね。
こういうことも書いています。こんなことをスピリチュアルな本に書いてあるのを初めて読んだ。それぞれ別個には考えているがそれらを同じ問題として捉えるのは私にはちょっと混乱かも?
『もし家住者(出家者の反対の家族を持つ男の意)が彼の国または宗教のために戦って戦場で死ぬなら、ヨギが瞑想によって達するのと同じゴールに到達する』と。
『解脱とは、完全に自由のこと、つまり悪の束縛から解放されると同時に、善の束縛からも解放されることなのです』と。うーん、これはヒューレン博士が言っていた、「家族への愛はゲスの愛だ。もっと高いレベルの愛を持たないといけない」ということと似ていますね。
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