昨夜、友人から「いちごロールケーキ」が送られてきた。開けてびっくり!「なんだ!?これ?こんなの見たこと無い!食べないでもその凄さが判る。ケーキ職人の心意気が伝わってくる。」
薄くスライスされたイチゴでケーキが覆われている。いちごをこんな薄くスライスなんか出来るのか?とんでもない職人技だな。さらに言えば、このロールケーキには祈りが入っている。「これを食べる人に健康と幸せが持たされますように」と。普通、ケーキは砂糖の使い過ぎで身体に悪いのだが、そういう感じはまったくしないな。
「う~ん、これをひとりで食べるのは勿体ないな~」と。美味しいものは誰かと一緒に食べて、より美味しくなる。それに食べさせて上げたいね、あの人に。ううううっ!
しかし、残念ながら一人で食べた。「う~ん、なんだ?この甘さとまろやかさは?砂糖には和三盆と他に何か高級な砂糖を混ぜているな。それに混ぜ方が半端じゃない。徹底的に練り込んでいる。スポンジもこだわり抜いている。」
朝も少し食べてみた。シャキッと目が覚めた。「へ~え、本物の美味しい物を食べると目が覚めるんだ」ということをこの歳になって初めて知った。
美味しいものとしてパッと思い出すのは、三輪そうめんの「神糸」ですね。あのそうめんは美味しかった。それからやはり今年人から貰った池上製麺所の「るみおばあちゃんのうどん」ですね。うどん好きの私としてはたまらない美味しさでしたね。それからモンゴルの草原で食べたホルホグという蒸し羊肉、モンゴルうどん、タルバガンですね。思い出す前に頭の中に浮かんでくる。それから思い出せば、ボストンで食べたハンガリー料理。バルチモアで食べた日本式ステーキ。ギリシャのクレタ島で食べたオレンジ。思い出すとたまらんですね。帝国ホテルでウン万円で食べたフランス料理なんか思い出さない。
それからさらに思い出すと、まあ、いろいろありますが、美味しい物を食べると、それだけで今の時代に肉体を持って生まれてきた甲斐があるというものですね。
でも出来たら誰かと一緒に食べたいものです。一緒に美味しいものを食べたい人というのも、ほんの二、三人しかいないな、厳密には二人かな~?そんなもんだな、魂の縁というものは。
PR