６／２３，２４の勉強会の準備の意味も含めて山田先生の講演のテープを聴いたり、ビデオを見たりしているけれど、やはり天風先生の本やテープの他には山田先生の講義しか参考にならないな。私にとって他の先生の話は話にならない。
天風先生から山田先生に直接繋がっている流れを学べたことは本当に幸運だったと思いますね。ぎりぎり間に合った。
それを５年以上天風教義を継続して学んでいる４０歳より若い人に繋げたいと思っているのだけれど見あたらないのが残念だな。私には学んだ責任がある。
宗教でも何でも組織の中に入ったら真理は掴めないと常々私は人に言っているけれど改めてそう思いますね。組織では教条主義的な形を学ぶだけで本質までたどり着けない。もちろん入門レベルでは組織が教えるものを学ぶ必要はあります。子供が小学校で学ばなくてはならないのと同じですね。そして多くの人は小学校で学んだ知識がすべて正しいと信じている。「５次元の世界？何を馬鹿なことを！そんな世界あるはずがない！」と小学校で縦・横・高さの三次元しか学んでいない人は自分の目で見る感覚と合わせてそれしか信じない人がほとんどですね。それは仕方のないことです。常識的に見ると、太陽なんかどう見たって太陽が動いていますよね。地球が動いていると信じられる人はいない。地動説を教わっているから知識として地動説を信じているだけで。生活の中で地動説を信じられる人はいない。その証拠に太陽は昇った、太陽が沈んだと今でも表現するのだから。学校で地動説を学んでいなければ誰も地動説なんか信じられない。そして学校で学んだこととNHKが言っていることしかほとんどの人は信じない。真理は学校にもNHKにも無いのです。それと同じですね。小学生低学年のレベルを超えると天風教義の真理は天風会には存在しない。
私が（真性）クンバハカを体験するのに１２年、常住クンバハカを会得するのにそれから８年かかった。合計２０年ですね。天風会に入って３年目に、何十年も天風会を続けているとっても偉い人が、「クンバハカは難しくてまだ分からない」とみんなの前で話したことがあります。「アホと違うか？肩の力を抜いて、臍下丹田に気を込めて、肛門を締めるだけではないか。そんなの３年目の私でも分かるのに、何でそんなことが分からないのか？」と思ったものです。それから１０年経って、分からないと言っていた人が正しいとやっと分かった。