映画「GATE」のちらしを配るために30寺ぐらい歩いて回りました。日本は不思議な国だな~とつくづく思いますね。日本人は、「私は宗教を持たない」と言う人が多いですが、人口比で日本ほど宗教施設の多い国、民族はないですね。お寺に神社に稲荷にお地蔵さんにあらゆるところにあります。文京区は本当にお寺が多いです。概ね、浄土宗が6,曹洞宗が2、その他が2というぐらいの割合でしょうか?おそらく江戸時代の江戸の庶民が浄土宗で侍が曹洞宗だったのかも知れませんね。ちなみに曹洞宗のお坊さんとその家族のほとんどはこの映画を見ていました。この映画を観る集まりが様々にあったみたいです。当然ですね。
それにしても思うに日本人の心の未来はお寺のあり方に可能性がありますね。これだけのお寺の施設を葬式宗教だけにしておくのは勿体ない。何を信じても学んでも良いのです。それぞれの宗派の教えを学びそれなりに実行することは心の安定に大きく寄与すると思いますね。宗教ルネッサンスが必要ですね。比較検討して優劣を考えるのでなく、何かひとつお茶のみ勉強程度にやればまずはそれで良いのです。お茶付き話一回五百円程度で。喫茶店やファミレスでの話しよりは良いかも?そんな感じがしました。お坊さん達がその役割に目覚めることが大事なんですね。最初は単なる雑談場所で良いのです。お坊さんが近所のおばさん達や引きこもりの人、鬱の人の戯言の聞き役を演じれば世の中変わります。「今日は暇だからちょっと坊主の所へ行ってお茶を飲んでくるか」とか、「今日はちょっと坊主に議論をふっかけて来るか」とか。そんな文化が甦れば日本は変わると思い始めました。昔はそうだったのではないでしょうか?出来たらお坊さん達が心理学やカウンセリングや人間学とかを学んだら更に良いことですね。そうして10年経ったら日本は素晴らしい国になります。そうすれば新興宗教にお金をいっぱい取られる人も減ります。それにしてもお坊さんは葬式や法事などの法要以外の普段何をしているのだろう?お寺を訪ねて行ってもお坊さんの気配があまり無いんですよね。
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