この映画の見方は一人一人違うので夫婦、親子、家族で観て貰いたいですね。同じものを観て異なった視点を聞くことで自分の視点が倍になるから。核兵器廃絶の大切さを意識する人、祈りの力に意識を置く人、禅の力に意識が行く人、いろいろだと思います。後で人の視点を聞くとより自分の幅が拡がります。
「一人(いちにん)真語(しんご)を発すれば、十方(じっぽう)真在(しんざい)に帰す」という言葉を住職が言っています。この一言を聞くだけでこの映画を見る価値はありますね。他にも登場人物が、「恨みは自分の魂を破壊する」とか「一人一人の心が平和でなければ世界の平和は無い」とも言っています。そういう素晴らしい言葉に意識が行く人もいます。音楽に意識が行く人もいると思います。そういうことでこの映画は一度観たら少し間を置いて二度見て貰いたいですね。一度では気がついたことを明確に認識できないから。
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