お布施の金額は昔から奇数の金額が良いとされているが、インターネット上の質問に「なぜ?」というのがある。
その質問にお坊さんからの回答がある。「お布施に偶数奇数は関係がない。仏教上の根拠もない。精一杯の金額でよい」とある。それを読んで笑ってしまった。お坊さんから見れば、「多い方が良い」という意味ですよね。それはそうでしょう。
日本人は結構縁起を担ぎますから、三重の塔とか五重の塔とか十三間堂とかがありますがお寺に偶数は無いですよね。そういう流れからお布施も奇数が良いとされているのと思いますね。でも偶数のお布施をして運が悪くなるとかそういうことも無いと思いますね。仏教国のスリランカやミャンマーではそういうこと気にするのかな?一度聞いてみたいですね。もちろん純粋理屈からは、「そんなの関係ない」という答えが出るのでしょうが。
縁起物というのは理屈でなく、だいたいは根拠無き風習だからね。根拠が無いというのはだいたいは正しいかも知れないけれど、根拠が今では分からなくなっているということかも知れないし。五穀豊穣を祝う祭りにしても、祭りなんか現代科学的には意味が無いけれど、ひょつとしたら千年後の科学では根拠が見つかるかも知れないし。
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