アーリントン戦没者墓地はアメリカにとって一番大事な施設なんですよね。
アメリカ軍制服組の最高指揮官が安倍総理をエスコートした。日本国旗日の丸がアメリカ陸・海・空・海兵隊軍旗群を閲見するかのように通って行った。まるで日本が戦勝国のような儀式ですね。これは今回の安倍総理の訪米で一番価値のあるものですね。歴史が変わった瞬間です。献花は日の丸をあしらっていましたね。日の丸の旗が通り、日の丸の形の花が献花された。
政治経済の交渉事は常に丁々発止で存在する。喧々がくがくの日米政治交渉はそれほど心配することは無い。日本がそれなりに妥協して解決する。
しかし、日米戦における戦没者が多く眠る中で、日の丸が通り、君が代が演奏されるということは戦事(いくさごと)の過去が、戦死者の魂の怨念も含めてすべて洗い流され認め合ったという国家レベルの決断ですね。誰がこんな日が来ることを想像出来たでしょうか?普通は退役軍人を中心とした大反対運動が起きますよね。戦死者の魂を鎮めるキリスト教教会との根回しもきちんとされていたんじゃないかな?アメリカという国は、国のために戦って死んだ兵士の墓を政府が永久に美しく守り続けるという国民との不文律の約束の下で成り立っている。そのような戦没者メモリアルで、敗戦国が再度の戦争をして勝たないまま、このような立場を得たケースは歴史上一度も無いと思うな。
日米の戦没者はあの世で涙を流して喜んでいることでしょう。
戦死者や戦争犠牲者が報われた瞬間と言って良いでしょう。
どうしてマスコミはこの意味を伝えないのだろう?日本のマスコミは、まだ日本人に日本の本当の事を伝えたくないのかも知れないな?
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