どうも私には賭け事やギャンブルをする人間の心が分からない。そういう遺伝子は特に雄の遺伝子の中に組み込まれているようなのだけれど、どうしてそういう遺伝子が組み込まれているのだろう?私は26歳ぐらいの頃パチンコを3回やっただけだ。1回500円ぐらいやって3回目に三千円取ってそれで止めた。そういえばラスベガスに行ったときスロットルマシンをやったな。その時も5ドルぐらいやっただけだ。面白いとは全然思わなかった。人生自体がギャンブルなんだから、そんなちまちましたことに賭けてどうするんだというのが私の考え。相撲取りが賭博に手を出すのが分からない。自分自身の相撲に全力を賭けていると他人事に賭けるなんてそんな気持ちが起きるのが分からないなぁ?他人事(野球とか)に賭けると言うことは、自分や自分の相撲に全力を賭けていないと言うことですよね。
ただ貧乏人が20代になって月給200万円を毎月貰うようになると使い方が分からなくて遊びに耽るということはある。私も20代、30代で月給200万なら人生間違いなく狂っていた。それは自信を持って言える。幕内力士はみんな月給200万円なんですよね。その上に地位によって手当が付け加わってくるらしいです。もちろん食べる量が半端じゃないから食費は膨大な金額になるだろうし、交際費も多く使わざるを得ないので200万円が多いとは言い切れないが。相撲しかやってこなかった人間が金を持ったときにいろんなヨイショをされて自分を支援してくれるタニマチとの交際などで誘惑が多いのも事実でしょうね。断れないし途中で止めれないというのが人情です。そしてそのうちに逃げられなくなってしまう。そういう環境で賭博は誘われても最初からやらないという強い心を育てるのが親方や相撲協会の役割ですよね。と、誰でも理屈は分かっているし、言うことは簡単だ。
相撲を含めて空手などの格闘技をする人というのは心が弱い人が多いですよね。心が弱いから強くなろうとして格闘技を始めるのだが格闘技は強くなっても心は強くならないものなんです。若い時は心身一如ではないのです。侍は剣術と共に坐禅をしたというのは心身ともに鍛えるためですね。今、ワールド・サッカーをやっていますが彼らの姿勢や顔を見ていて疑問を感じますね。要するに肚を鍛えていないですね。重心が下半身に落ちていないですね。日本人として武道の姿勢と精神力を持つと強くなると思うのだが。一瞬一瞬に一喜一憂するような精神じゃダメですよね。
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