帰りの飛行機の右前に座っていた身長180cmぐらいの女性はプロゴルファーだったのかも知れないな。テレビや雑誌でどっかで見た顔かも知れない。
思い出してみると飛行機の中での10時間、起きていても寝ていても彼女は姿勢を一度も崩していない。力を抜いてもきちんと座っていた。
プロ野球の選手でも一軍の選手はグリーン車に座っていても背もたれに決してもたれ掛からない。二軍の選手は普通車に乗っていて背もたれにもたれ掛かると読んだことがある。一軍選手と二軍選手の間に肉体的な差は無い。椅子に座るという毎日の日常の生活の中でも鍛える緊張感と姿勢の維持の意識が常態化しているかどうかですね。
最近は見ないけど近くに某球団の二軍練習場がある。以前は通り道とし自転車で走りながら二軍の練習を見ていたけど、「俺は何としてでも一軍に上がるぞ~!」という緊張感が見えなかった。日課の義務の練習を消化しているみたいだな。だから大抵の二軍の選手は二軍のまま引退することになる。恵まれた体格を使いこなしていない感じだな。「重心を下げろ!尻を絞めろ!」と叫んでやりたい気持ちによくなった。
天風会でも日曜行修会の室外行修は姿勢が良くても終わっての帰り道に姿勢を維持している人は少ない。普段の歩くこと自体が修行の一環としての習慣化が必要なんだけどね。まあ、それでも天風会員で無い一般の人に比べれば姿勢が良いけどね。
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