中国の戦時民間賠償請求に関して、「中国の偉大な勝利！」と中国共産党機関新聞に書いているわけですけど、ひとつには中国にとって日本はもういらないというメッセージですね。日本からもう技術、金、設備が入ってこない状況ではあらゆる手を使って日本から金をむしり取れ！という方針に変えたと言うことですね。そしてそれらが更に入ってこない状況を作ってしまった。
日本人の工場や会社の現地責任者が赴任すると次の責任者が来るまで現地合弁企業の中国人トップにパスポートを取り上げられるらしい。要するに日本人は逃げて帰れない。人質に取られているということですね。現実にそうなっているケースを展示会で聞いた。中国について良いことを言う日本人はゼロになった。私は中国の古典史や日中戦史を多少なりとも昔から勉強しているので、
「中国との取引は、信用するな、徹底的に注意しろ！」と常にアドバイスしてきたが、みんな、「そんなことない。私はこうこうしかじかの人脈があるから大丈夫」と言っていた。
そして１年も経つとみんな「もう中国との仕事はこりごりだ」という結論になった。「私の言っていたとおりでしょう？」と言っても返事は大抵はない。
１ヶ月前にもこれから中国と取引をしようとする人がいたので注意したら、やはり同じで「私はこれこれしかじかだから問題ない」と言っていたが日本人は人を信じる善人過ぎる。中国と取引するなら、その前に最低でも、史記、十八史略、三国志、韓非子、孫子ぐらい読んでおけと言いたい。
日本人同士なら信用することが大事だが、相手が中国人なら１８０゜逆になる。
日本からの技術移転も含めて投資が途絶えたら、数年で中国は何が起きるか分からない。中国共産党員がなりふり構わず国外逃亡のための資金を日本人からむしり取る時代になった。
ほんと、私の予測通り２０１５は危険だな。