「何でもそうだ、頭で分かることと、心で分かることは大いに違う」
というのが近くのお寺の前に飾られている今月の言葉です。
若い時は、難しい言葉の理屈を好むけれど、歳と共に、やさしい言葉の深さが見えてくるというのはあるかも知れませんね。
そのお寺の前に1.5mぐらいの高さの仏像が建てられています。その前にいつも当然お花が生けられています。二週間ぐらい前だったかな~?背の高い小学六年生ぐらいの女の子が、学校帰りにランドセルを背負ったまま一人その仏像の前で、頭を下げて、ちょっと口を動かしながらお祈りをしていました。お母さんか、おばあさんの病気の治癒をお願いしていたのかも知れませんね。
私は、自転車でその姿を見ながら通り過ぎたのですが、ちょっと涙目になって、
「この子は良い子だな~!日本は大丈夫だな」と思いました。
それが効くとか効かないの問題ではなく、祈りのない国はダメだと思いますね。
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