戦争は悲劇だ。勝っても死んだ兵士の家族の悲しみは消えない。負けた側の死んだ兵士の家族の痛みと同じだ。だから戦争は互いにすべきでない。
国を失う悲劇は戦争の悲劇より大きい。満州国という国が無くなった悲劇を日本人は経験しているが、途中何万人という多くが殺されながらも日本人は日本という逃げ帰れる国があった。
戦争に負けて数年間に600万人の日本人が海外から帰還した。600万人ですよ。凄いことですね。しかし国を失うと逃げ帰るところがありません。国を失えば大抵その民族の言語も失います。満州、内モンゴル、チベット、ウィグルなど国を失った民族の悲劇はずーっと続いている。
内モンゴル人は5人に一人は虐殺され、拷問、レイプは当たり前だった。
日本人は戦争に負けた悲劇は経験しているけど、国を失う悲劇は経験していない。だから戦争になればすぐに白旗を掲げれば良いという左翼の思想が生まれる。白旗を掲げれば平穏無事だと思っている。戦争に負けてアメリカ軍が進駐してきた。アメリカ兵に3万人がレイプされ、朝鮮半島人に4千人が殺されたと言われている。(Wikipedia「朝鮮進駐軍」参照のこと)
アメリカ曰く、「たった3万人のレイプじゃないか」と。歴史的にはそれは奇跡的に治安が保たれたことになる。なぜなら進駐軍用慰安所(売春宿)を日本政府の国策でたくさん作ったから多くの日本女性は救われた。
ソビエトに占領された東ドイツではソビエトの国策としてドイツ人女性のほとんどがレイプされた。戦争が終わった後に数百万人のドイツ人が殺された。
勝った側が行った犯罪は歴史から消去される。
クリック⇒⇒国を失うとこうなる。(満州という国が無くなった時、こうなった。)「戦争になれば逃げればいい」と言う人もいますが、1億2千万の最大で1千万人、おそらく最大で5百万が限度だろうけど、は世界中バラバラに逃げることが出来るかも知れないが、1億1千万人は日本列島と運命を共にしなくてはならない。飛行機で逃げられる人数なんてたかが知れているし、飛行機は飛ばない。イラン・イラク戦争前でさえ日本の民間パイロットは日本人救出を拒否したのだから。太平洋を渡れる船は限られているし、一度出たら救出のために戻って来ない。とすると逃げられるのは百万人程度だけとなるな。
「日米安保条約があるから大丈夫!アメリカが助けてくれる!」と言うバカもいるが、条約は国益があって始めて成り立つので国益が無くなれば無視される。それが歴史であり国際関係ですね。それに安保条約が発動されるにはアメリカ議会の承認が必要になる。そうなる状況では既にC国からの賄賂が行き渡っていて当然承認はされないよね。
平和ボケによる国家と民族の滅亡例として世界史に書かれることになるでしょう。今までも平和ボケで滅亡した国家、民族はいろいろある。そう言えば、日本の学校ではそういう歴史は教えないね。
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