昨夕、仕事である駅に降りた。「市議会補欠選挙の候補者、日本共産党の○○でございます。」と少し先のスピーカーから聞こえてきた。
「うん?この声の質は共産党員の声にしてはきれい過ぎるな。おかしい~な?こんな声を持った人間が共産党に入るのだろうか?」と声を聞きながら何度も自問自答した。声の質と共産主義がどうしても一致しない。
仕事の帰りにその駅に再び戻った。選挙カーからまだ演説の声が発せられていた。どんな顔の候補者なのだろう?と車をよく見たら誰も乗っていなかった。
「あ~、テープを回しているんだ」と理解した。駅に入ろうとしたら候補者と支援者が通行人に笑顔で「よろしくお願いします」とか言いながら挨拶していた。
顔を見た。「え~!この顔はあの声じゃないでしょ!なるほど選挙カーのスピーカーからはアルバイトのアナウンス嬢の録音の声であって本人じゃないんだ」と気が付いた。候補者と支援者の顔を見たらなるほど共産党の顔だなと思った。
私の目と耳は誤魔化せない。
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