今朝も荒川の土手に行って富士山を見ようと思ったがとんちんかんなことが続いて見に行けなかった。トイレは私の読書タイムですが、歴史街道という坂本龍馬と岩崎弥太郎の特集の2月号を開いて坂本龍馬の写真を眺めていたら、「えっ!なにっ!この手の結びは?!何っ、この姿勢は!あ~、剣禅一致が出来ている。この人悟っている、あ~、これはたまらん!」と気付いた。(興味ある人は立ち読みでどうぞ、ページ21、写真番号3)悟れば生死一如、そして私欲はなくなる。それがすべて姿勢と視線に現れる。これでは人は付いていくし、人は動かされるな。力が入っている人(まだ悟っていない人)の話しは聞く方も構えてしまう。龍馬が浪人の身でありながらいろんな偉い人に会えたのはそういうことなんですね。当時の偉い人は人の姿勢を見ただけでその人物が分かったはずだろうから。悟っていない人が同じ事を言っても単なる戯言になる。そんな話しは誰も聞かない。昔の言葉で言えば剣禅一致、今の言葉で言えば悟り、これが出発点なんですね。評論家が述べるのは起きた現象だけで本質をつかまえていない。いや~、しかし参った!
ちなみに私はNHKの大河ドラマは見ていません。それは歴史を題材にした単なるエンターテイメント・ドラマだからです。史実とは関係がない。そしてNHKの歴史番組もディレクターの個人的史観から捉え客観的に見ようとしなくなっている。大河ドラマだけでなくNHKの歴史番組も見なくなった。そしてテレビ自体を見なくなった。
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