日本のバブル崩壊後、そしてリーマンショック後の不景気によるリストラで多くの日本人技術者は高給で韓国や中国に渡った。半導体産業、造船産業、液晶テレビ産業と年収二千万ぐらいで次々に行った。リストラされていなくても週末は韓国に飛びアルバイトをする技術者もたくさんいた。
そういう技術者がサムソンのスマートフォンや液晶テレビを作り上げてきた。
しかしリストラされた日本人技術者のノウハウは数年で利用有効期限が切れる。なぜなら技術は日進月歩だから、新しい技術情報を持たない日本人技術者は2~3年でお払い箱になる。シャープなどはそういう人材供給の宝庫だったのかも知れないな。
そうこうする内に、「我々はもうすべてを会得した。日本人技術者はもういらない。我々の技術者だけで作れる。」と日本人技術者を雇い入れなくなった。
日本も人材不足の様相をなしてきたので日本人も韓国に渡らなくなった。
ちなみにそういう日本の技術を韓国、中国に売り渡してきたのは団塊の世代ですね。まあ、それは仕方のないことだったけど。
で、細かいところに注意しない韓国人技術者だけで作り上げたのがギャラクシー7だと思うな。それで火を噴くことになった。
日本人は細かいところを必要以上に気を遣うからそんな問題はほぼ起きない。
ようするにサムソンのスマートフォンの発火現象は日本人技術者がサムソンから激減したからですね。中国も反日をしていると中国の半導体産業も同じことが近いうちに起きるかも知れない。日本の技術者が日本の最大の輸出商品だった訳です。それが途絶えたら基礎知識と基礎技術の無い韓国、中国は如何とも出来なくなる。ちなみに中国のロケット技術はロシア人技術者がたくさん入っているんだと思いますね。ソビエト崩壊時に職を失った技術者が大量に中国や北朝鮮に雇われた。
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