なんと!今まで無いと思っていた本屋が武蔵浦和駅の陸橋を渡った正面にあった。今までこの道を通ったことは無かった。灯台もと暗しだった。で、今日そこで七千円以上の本や雑誌を買った。
ひとつ面白そうな本があった。辻井喬著、「茜色の空」、文藝春秋、元西武デパートのオーナー社長が大平正芳の伝記小説を書いているというのは不思議な組み合わせだと思ったから買ってみた。
かつてテレビで大平さんの地元の支持者が言っているのを聞いたことがあります。「大平さんは、地元のためには何もしなかった。道路一つ造ってくれなかった」と。地元のためには何もしない政治家、そしてそういう政治家を選び続けた地元。私は両方に関心が少しありました。そういう大平さんの紹介で、まま当時出世街道を歩いた人で、出世欲、名誉欲に取り憑かれているケースもあります。まま、それはどうでも良いとして、地元のためには何もしなかった政治家の人生をちょっと読んでみようと思ったわけです。
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