死ぬのが怖い人というのは、人生を活きていない人なんですよね。ただ毎日を生活している人ですね。「そんなことないわよ!家族の朝食夕食を作って、掃除洗濯をして買い物をして毎日忙しいわよ!」と言う。それだけでは生活して生きていることで活きていることにはならない。自分を生きるというのは結構難しい。自分を知るということが如何に難しいかは昔から賢者によって言われている。
心を病んでいる人も大抵は死ぬことに恐怖を持っている。逆説的になるけど、死ぬのが怖くて、それから逃げるために自殺するのが鬱病の自殺ですね。自殺は逃げることであって死ぬことではないと思っているのかも?
自分以外の何かに命がけで全力で取り組んでいる人は死の恐怖が消えるんですよね。そういう何かを持っていない人には理解出来ない心の世界ですね。
人生を活きている人は死ぬ恐怖は無いんです。活きていない人が死ぬ恐怖を持っている。それはこのまま死んだら自分のテーマ(役割)を果たさないまま死ぬことを魂が知っているからかも知れませんね?
もっと易しい言い方をすると、自分の感情満足のために生きている人は死を怖がり、人や何かのために全力で活きている人は死を恐れないということですね。
ある心の病を持っている人はいつも死ぬのが怖いと言っている。別な人は生きるのが怖いと言っていた。同じですね。産まれる時に持ってきた、成すべき、学ぶべきテーマを自分の人生で実践出来ていないから死ぬのが怖いのだと思いますよ?でもこんな話し、普通の人には理解されないよね~?
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