天風会に何年もいるのは難しい。多くの人が入ってくるが、同じ人数だけ辞めていく。
3年もいれば知識としては新しいことを知ることはほとんど無くなるからだろう。
知る世界から気付く世界への移行が出来ないと天風会にいる理由はなくなるな。
知ることと気付くことは違うもんな。
気付く世界に入って始めてその深みが分かってくる。知ることだけを学校でまたは家で教わってきているので、自分で気付くという感覚を、感性を持てるかどうかですね。知ることより気付くことの方が大事だな。クンバハカも、「肩の力を抜いて臍下丹田に気を込めて肛門を締め上げる」ということだけを繰り返し繰り返し聞いていれば天風会に行く必要は無くなるな。今ではそんな言葉は、オームだけでなくカラスまで覚えている。気付きの呼び水として良い師に出会わないといけないな、きっと。”呼び水”と言って分かる人はどのくらいいるのだろう?今の若い世代は、”呼び水”というのを経験することは無いもんな。
そうだな~?自分で正しいことに気付くことが出来ないから心の病になるのかも?
気付けない自分に魂が抵抗して病を起こして間違った生き方、考え方をストップさせる?自分で気付いた時、病は治る。医者に何を言われても自分の深いところで気付けないといつまでも治らない。いつまでも気づけないと脳細胞がそのように変化適応してしまうのでますます気づけなくなる。セロトニンがどうのこうという理論があります。それも卵が先か鶏が先かの理屈と同じですね。セロトニンがうまく運ばれないから鬱になるのか、鬱の思考をするから脳が反応してそうなるのか?ですね。一度そうなったら悪循環に陥ってさらに鬱になると私は見ているのだが。モーターを手か何かで回転させると電気が生まれます。電気を流すとモーターが回転します。それと同じ事ですね。鬱思考をするとセロトニンが出なくなります。セロトニンが出なくなると鬱になります。自分の心の使い方、思い方、考え方の癖が間違っていると早めに気付くことが病にならないこつですね。大抵の人は、人から何を言われようが心の深いところで自分は正しいと思っているから。私もそうですが、そしてかつては完璧にそうでしたが、今は聞く力が昔よりは養われていますね。それは天風教義のお陰でしょうか?安定打坐のお陰でしょうか?山田先生やロイヤルでの師匠のお陰でしょうか?きっと、そういうみんなのお陰なんですよね。たとえばスプーン曲げというのがあります。かつては結構流行りました。テレビで見る限り、それをそのまま信じ切れる人は少ないと思いますね。トリックだろうという疑いが消えない。心の中で疑いながらも目の前で何度も見せられると今までの自分の持っている常識を捨てて信じるしかないもんな。そういうことの繰り返しで自分の知識や常識や判断は狭いというのを学んでいくんだな。だから自分の目で直接何度も見て、自分で体験しないと気づけないですね。
そして人は、これはプラス思考をして、あれはマイナス思考するということはないですね。批判的な人は、これは肯定してあれは否定するということはありません。常にワンパターン思考をします。何が目の前に来ても心の癖で判断します。心の癖直しが、病治しであり、人生直しですね。
PR