ソマリア沖で自衛艦が日本の輸送船団の第一回目護衛が終了したとニュースにありました。日本の海上自衛隊が船団護衛する時代が来るなんて不思議な気がします。海上護衛には二通りの方法があって、ひとつが船団護衛ですね。太平洋戦争時の船団護衛方式です。もう一つが複数の護衛艦が一定の海上地域を監視して輸送船はその地域を単独に航行するというものです。通常、海上自衛隊の思考方式は後者の方式ですね。だから船団護衛というのは時代遅れの方法なんですが海賊対策には有効ですね。船団護衛というのは訓練でなく実戦ですから自衛艦の乗組員は、実際に日本を守っているというやりがいのある緊張感を持っていると思いますね。それにしてもいろんな国の海軍が監視しているのに海賊がそれを恐れずに堂々と海賊行為を繰り返しているのは凄い。そのことに私は感心します。
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