古代ギリシャ時代の昔から言われていることですよね。「自分を知る」ことが大事だとか、それが人生の目的とか。家族を犠牲にして、ひたすら働いて成功する人もいる。あの手この手で人や他社を貶めて成功する事業家もいる。事業の成功は、あの世では神様の評価の対象にまったくならない。死に行く瞬間に、「何兆円も資産を作ったけれど、ゴミひとつの価値にもならない。自分の身体ひとつ消えるだけ。そんなことより家族との時間を持つことの方が意味があった。そんな時間を持てなかったのは人生の失敗。」と思うと思うんだよね。
人生の命の瞬間、瞬間を輝かすには他の命との触れ合いが必要だと思うな。
事業で大成功している人で、神様に褒められる人は百人に一人いるかどうか?ぐらいだと思うな。もちろん、褒められる理由は事業の成功の部分ではない。
前に勤めていた会社で、年功序列で課長になっている人で、人柄は良いけど仕事の能力は高くない人がいた。私の心の中のどこかで彼を低く見ていた。
ところがある時、彼が家族みんなから尊敬されているというか?評価されていることを知った。あの時は本当に驚いた。あの時、そういうのは仕事の能力と比例しないということを学んだ。25歳の時にある女性から、「成功してどうすんの?」と言われたことも覚えている。
「自分を知る」ということは、自分の魂の声を知ることでもあるよね。魂は、事業の成功や金持ちになることや高学歴を持つことに価値を置いていない。それらは命を活かした結果としての現象の一つではあるので否定することではないが。大事なのは、命を知り、命を生きることですね。「命を生きる」ことが、本当の「成功の実現」なんでしょうね?
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