そうですね~、私はいつも自由に仕事をすることが、どこに行ってもなぜか許されてきた。私の稟議申請はほとんど通った。
「この上司、私に合わないから外してくれ!」と言って外して貰ったのも一度ではない。普通は逆ですよね。「この部下は言うこと聞かないから他の課に回してくれ」と上司が部下を外すんですよね。
係長職である私が課長職を部下にしていたこともある。上下逆転!なぜでしょう?考えてみると、私に私心や私欲が無かったからですね。
自分が得をしようとか偉くなろうとか何も無かったからですね。何かを得すると、心のどこかで居心地の悪さを感じる、損をした気分になる。
坐禅や瞑想で、「無我の境地」を会得すると言われますが、それは「無他の境地」でもあるんですね。私が無いということは他人も無いのです。
考えてみると当然の帰結です。無我=無他なんですね。そこから「自他一如」という観念が出てくるのでしょう。無我から出てくる必然なんですね。
だから嘘も無い。だから自由なんです。嘘をつくと自分が自分から自由でなくなる。
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