先週、こんなニュースがありました。
「中国軍、民間船活用へ造船会社に設計指針 戦時に徴用しやすく
【北京=島田学】中国軍は戦時に軍が徴用しやすい設計を造船会社に求める指針をまとめた。中国軍のウェブサイトが11日までに伝えた。戦時に武器や兵士、戦略物資などを輸送する際、民間船を活用することなどが目的とみられる。6月上旬に上海で造船・運輸業界の関係者らが集まり、軍関係者から指針についての説明を受けたという。」
ほとんどの日本人はこの重要さに気づいていないようだ。話題にならないもんね。戦時に民間船を活用するのは日本以外では常識ではあるけれど、中国の上記の目的は、日本の沖縄本島とその周辺の島々への侵攻を目的にしているのは明確ですね。それと台湾。南沙諸島の埋め立て基地への輸送やフィリピン、ベトナムへの侵攻は考えられない。
今からそういう目的に合わした船を作るとして、最短で3年、まずは5年先の侵攻を考えているということですね。
「尖閣諸島(沖縄県石垣市)の久場島から北約96キロの日本の排他的経済水域(EEZ)で14日、中国の海洋調査船がワイヤのようなものを海に垂らして航行しているのを海上保安庁の巡視船が確認した。」
このニュースもそういう一環ですね。海底に設置している日本の聴音を含むマルチ・センサー(公式には地震、津波センサーとして働いている。)のケーブル線を切るためですね。それか、センサーとそのケーブルの位置探査ですね。
中国は日本が東シナ海、南シナ海に設置しているセンサーを一番恐れている。
いざという時にそれらを何としても切断したい。その二千とも三千とも言われているセンサーによって中国の艦船、潜水艦の動向がすべてバレているから。
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