理屈の上では必要無いけど、下らない世論に配慮して麻生財務大臣の辞任はあり得るな。ある評論家が言っていたけど、後継には菅義偉(すがよしひで)官房長官が良いのではないかと。一理だけでなく三理、五利あるかもね?
明治の時に各省が出来て部分的に変更されてきたけど、戦争に負けても省の官僚意識改革は一度も無かった。省の組織と自分の安全を守ることは国を守ることより大事なこととしてやってきている。戦争に負けて内務省と陸海軍省が無くなっただけ。後は基本的には何も変わっていない。アメリカからの圧力で日本の産業開発力を削ぐために通産省は経済産業省に変わった。外部からの強烈な圧力が無いと組織は変わらない。組織は変更されても官僚意識は何も変わらなかった。森友問題は官僚意識の微かな変更になるのかな?そうなれば良いのだけれど、官僚をよりモグラ的な引きこもり意識にしてしまうのかな?
官僚は挫折、敗北を知らないで生きてきている人種だから、人間としては、?マークだな。そして官僚は官僚互助会(財団などの天下り先)を作って退職後に美味しい目を味わっている。官僚による官僚のための国だな。ただ、何百年、千年という単位で見ると、「宇宙には、不完全というもののないように宇宙真理が出来ている。」は真理だと思うな。国を売った者の次の人生は大変だと思うな。
籠池夫妻は地元のある種の顔役だったんじゃないかな?戦後日本の絶対タブーの問題が絡んでいるので私もここに書けない。1年前に工事関係者が二人(とりあえず自殺とされて)死んでいるしね。東京の人(昭恵夫人)は”特殊性”を何も知らないからヒョイヒョイと善意で乗ってしまったのかも?一般的に口のうまい人間に近づいてはいけない。”特殊性”を担当する役人は大変なんだよね。元々は特殊性を普通にするためのみんなの善意があったんじゃないかな~?
特殊を普通にするためにいろんな手だてを労さないといけない。そのために建前やべき論からは外れる方策が取られることはよくあること。つじつま合わせのためにいろんな理由を付けて補助金が拠出される。それでみんな得をする。今回は朝日がその矛盾を出してみんなが損をすることになった。これからその土地は建前だけの価格が付いて誰も利用できない無駄地、死地になるだろうな。
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