30年以上前にカイコ・モティという在仏インド人の版画を1枚25万~40万で全部で4枚かな?買った。まあ、モティの版画に150万は使ったということですね。それ以外にもフランス人の作家の版画を50万で買った。日本人の画家(叔父の絵の師匠)の水彩画を30万で買った。全部で200万!アホかも?今は全部押し入れに入っている。板橋のマンションに住んでいた時は壁に飾っていた。モティは良い物は残っていないが、今も画廊から買うと1枚50万ぐらいする。
もうモティは亡くなっているので新しい作品は出て来ない。で、値上がりするかと思いきや、ヤフー・オークションではモティの作品は平均6200円とある。
何という残酷な値段が付いているのだろう?いくら何でもそれでは作家に失礼だろう?と思うのだが。モティの作品は最初は芸大の先生方が買ったという話は画廊の販売員から当初聞いていたが、トホホホな結論が出ているよね。
まあ、私にとっては20~30万の価値はあるものだと思っている。確かにオークションに出ているのは、ずーっと飾っていると飽きが来るものばかりのような気はするが。
何もしない人生は、せっかくの人生なのに学びが無いと思うな。順調な人生もまた学びが無いと思うな。順調な人生は、順調で無いということですね。
お金は貯めることより使うことで、人生を学ぶということですね。まあ~、私のようなお金の使い方をすると嫁には誰も来ないわな~?ミュンヘンもそうだな。
お金を貯めて死んでも、あの世でご先祖様に喜ばれないと思うけどな~?
そう言えば、モティの絵を見ていると無心になれていたな。目で観る無心ではある。今、モティを飾っていないのは出来るだけ壁に釘を打ちたくないからだな。
ほんとはあまり人に見せてはいけないものかも知れないけど?
神道と仏教と天風先生の写真と並んでイスラームが飾られている。パピルスの紙に立体的に浮き上がって描かれている。全部、手描きなんだよね。
ペルシャの絨毯をいろいろ見ていると、ちょっと上から降ろして模様を確認してみたくなった。普通の日本人ではちょっと手に入らない物ですね。イスラム教の宗教指導者が持つ物、またはそういう所に飾る物と思われますね。偶像が否定されているので、代りにこういうので表現される。仏教の曼荼羅と似た意味かな?買って10年ぐらい経つけど色あせないね。ベースのパピルスの紙は元々色あせていた。日本のメディアはアングロサクソン史観と世界観で洗脳されているから本当の事が、ほとんどの日本人には見えないけど、イスラム教は弱者に優しい宗教と言われている。
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