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魏志倭人伝


日本人は庶民まで歴史好きなんだな。良いことではあるけど、中国で書かれた書物をムキになって信じるのは日本人だけかもね?
中国人だって中国人が書いた物は信じないかも?なぜなら歴史書編纂は政治だから。今、中国は歴史を南京事件も含めてねつ造している。そして天安門事件を含めて都合の悪いことは消し去っている。民族気質は二千年では変わらないと思うな。
魏志倭人伝を信じ、仏教を信じ、儒教を信じ、マルクスを信じ、「書かれた物は正しい」という文字信仰が日本人にはあるんだろうな?書かれた内容を調べることは大事だけど、書いた人がどういう人かということを考えないとな。
日本人の外国の物を有り難る気質も二千年三千年変わっていないんだろうな?
漢族の気質を考えると、漢の役人が周辺国調査として派遣されて、命をかけてまで海を渡るということはしないと思うな。朝鮮半島まで馬で来て、そこの漁労民に、「この先に倭国というものがあるらしいが、どうなっているのか?」と聞いて、それをまとめて、なおかつ「私は命がけで海を渡ってこんなに遠くまで調査してきました。」(なので、ご褒美をたくさんください。)という意を込めて報告した内容のものだと思うな。
聞き取り調査したものだから概ね間違いでは無いけど、正しくも有り、大げさでもあり、というところではないだろうか?それが魏志倭人伝だと思うな。
ちなみに邪馬台国は正しくは邪馬壹国と書かれていて、壹という漢字が面倒なので台と書いてしまって、「やまたいこく」と読むようになったらしい。
「阿須疑島」を小豆島と書いて「しょうどしま」と後に読むようになったのと同じ。
邪馬壹国を、「やまとこく」と読むというのは正しい説だと思うな。
ほとんどの人は知らないけど、「やま=山」というのは天皇を意味する隠語なんですよね。まあ、多くの人に知られたら隠語にならないけど。
今は死語になっているけど、「山の神」と女房のことを言ったのはその流れだったかも?問題はその隠語がいつから使われていたのか?ということですね。平安時代には使われていたのでしょうが、卑弥呼の時代にも使われていたのだろうか?
もしそうなら、「やまとこく」というのは、「天皇の国」という意味ですね。もちろん天皇という単語が使われたのはもっと後の時代からですが。
ヤマト(天皇)一族は、山の民なんでしょうね。山の民は海の民の助けが無いと海を渡れない。アマテラス一族は海の民ということなんでしょうね。海を「あま」と読みますよね。それは「天」とも書きます。漢字は当て字なので元は同じだと思いますね。
鳥取大山(だいせん)の山の中に別のグループ(国津神グループ)の人達が住んでいて、まあ、ヤマト族集団といろいろ争い事があって国譲りをして、大山の神様が隠居生活する場所として出雲に神殿を建てさせたということですね。
出雲大社は神様の隠居神社。(という話しを大山の山の中で秘密裏に一万年続いているという神社の人から聞いたことがある。)
いちいちそこまで行ってお参りしたり祀るのは大変だから日本人は神様(神社)や地名のコピーを作る。だから同じ名前の地名や神社が多いことになる。
そしていつの間にか歴史が分からなくなって、自分とこの神社・神様が本家だと言い出すことになる。支店が、いつの間にか「うちが本店だ」と言い出し始める。
アメリカに行って、「えっ!アメリカにもセブンイ・レブンがあるの?」と。
そう言ったのは38年前の私。「アメリカが元だ!」と笑われた。
そういう歴史解釈は多いと思うな。
ヤマト族が古代中国の周の流れだということは間違いないと思いますね。渡ってきた人数は分からないけど。多ければ日本語の中に言語として何か痕跡が残っていると思うけれど無さそうだから、渡来人の人数は多くなかったかも?
水銀(辰砂)文化は古代中国の文化ですね。渡来人(周人)が九州に上陸して水銀鉱脈を求めて東に移動して行った。水銀は断層帯に存在するらしい。
熊本、阿蘇、徳島、伊勢、諏訪はその断層帯の線上ですね。空海も鉱脈探査の山師でもあったという説がありますね。
海(あま)族は対馬、壱岐、九州北部、瀬戸内海、伊勢と流れてきたのでしょう。時にヤマト族を乗せてその移動を手伝いながら。同盟していたんでしょうね。
海族は民族移動しても海岸に住み、山族は同じく民族移動しても山に住む文化を継続するんだと思うな。そうしてかつて関東や東北に住んでいた民族を統合して行った。統合すると言うことは、そこの地域の人達の歴史を消し、言葉を消すと言うことですね。日本もたくさん歴史が消去されて行ったと言うことですね。
中国漢族は歴史を作ること(時に創作)の重要さを知っているんでしょうね。
私は左翼ではないけれど、アンチ権力派なので、消された族の血の流れを引いているのだと思うな。始めて伊勢神宮に行った時に強くそれを感じたな。
権力嫌いは周の文化という説もあるけどね?縄文の文化でもあると思うな。



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