普通の日本人は政治家に成りたがらない。各政党は、「是非選挙に出てください。党で応援しますから、あなたなら当選しますから。」と言って政治家になれる人を探さないといけない。不思議な国ですね。
一昔前までは土建屋を中心として業界筋の人は政治家に成りたがっていた。
土建、医療、製薬業界の利権や補助金を得られるからですね。今は昔に比べれば利権の美味しさは減っているのだろう。だから政治家に成りたがらないのかも?「俺は政治家になって国を守る!」という志を持っている人も少ない。
「末は博士か大臣か」という夢は日本人から消えている。博士は地震予知も出来ず、原発は安全と言いながら爆発した。博士の権威も大臣の権威も今は昔。
元首相が目の前を歩いていても、みんな無視する国だもんな、日本は。
日本人は普通が良いと思っている人が増えているのだろう。国が成熟している証拠かも知れませんね?「国乱れて英雄現る」と言うことなんでしょうね。国が乱れていない時は英雄は現れない。誰も英雄になりたがらない。その代わりにタレントになりたがる。昔、政治家を志し、今はタレントを志す、ということかな?
三級の人間だけが都知事になりたがるのも不幸な国ではあるな。
PR