こんなニュースがありました。
『ヘーゲル米国防長官は日本と中国の歴訪で尖閣諸島の防衛義務を繰り返し明言。有事の際の米国の行動に不安を抱く同盟国日本に配慮する一方、介入への決意を示して中国に自制を促す両にらみ対応が浮き彫りになった。』
理由はふたつ。尖閣諸島は無人の小さな取るに足らない島ですが、地政学的に、戦略的に、大きな意味を持ちます。クリミア半島も地政学的に大きな意味を持ちますが元々アメリカの権利の及ばない半島だったので無くて元々。
1.尖閣を中国が領有すれば次に台湾、八重山諸島を取られる。
2.尖閣を取られると中国の戦略原子力潜水艦が太平洋に出やすくなる。
故に尖閣を取られると太平洋の西半分を中国の艦隊が闊歩することになる。
尖閣の重要さはアメリカの戦略と安全保障にとってクリミアの比ではない。
ということですね。
集団的自衛権を持たない国は当然ですが同盟国と言えない。
自分の国を自分で守る意志を持たない国は、非独立国であり、常にどこかの属国となるしかない。で、日本にはアメリカ派と中国派がいるわけですね。
この期に及んで国会休会中の5月に中国へ表敬訪問しようとする日本の政治家がわんさかといる訳ですが、帰りに札束をお土産に貰って帰ってくるんでしょうね、きっと。だから毎年集団で中国に行くのでしょう。みんなで賄賂を貰えば怖くない。
日本人の多くが自立心の無い小作人根性だということですね。「今が楽しかったら良いのよ。明日、ご主人様が誰になっても構わない。」ですね。
チベットは国を守る概念が無かったから中国に侵略され虐殺されている。
「金融で儲かれば良いだけ。日本の安全なんかどうでもいい。」と考えるアメリカ人は尖閣なんかで中国と対峙したくないという考えもアメリカにあるのも事実ですよ。ウォールストリート(アメリカの金融界)と中国共産党は仲が良いらしい。
PR