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STAP細胞

しかし小保方さんは逃げなかったのが立派ですね。本人はきっとSTAP細胞を本心から信じているんですよね。だから逃げなかった。普通なら自殺するか精神科入院か海外逃亡ですよね。
新しいことは常識や普通からは生まれないので異常な信念を評価しますね。
私はそれが正しいかどうかを判断する材料は無いですが、しかし少なくとも多くの学者の共通意見で正しかったことは歴史上ありません。真理は常識の中には無いし、真実は常に少数派の中にある。

常識を越えた解釈をひとつ。戦後の農地改革はよく出来たな、と思いますね。普通なら農地所有者達の反乱ものですよね。世界で農地改革を平和裏に出来たのは日本ぐらいかも知れませんね。農地を小作農に非常に安い値段で分配した。それで大規模土地所有者は没落した。それはGHQ指導による戦後改革の大きな成果、花であったわけです。私は農地改革をずーっと評価していました。で、考え直してみました。本当に素晴らしい改革だったのだろうか?と。
農地や田んぼが小割りにされて外国がしている大規模農法が出来なくなった。それで米や農作物のコストが高くなった。農地を小作農に分配したけれど、結局、みんな都会や工場に出て行ってほとんど農業が多くの人に顧みられなくなった。農地改革は日本の農業を潰し、海外の大規模農法による農作物を輸入しなくてはならなくなった。で、自給率が落ちた。
農地改革をしてもしなくても、地方の人間は結局、都会に出て行った。
農地改革は、農地を小分けすると農業は破綻することを知っていたアメリカの日本農業を潰す策略だったのかも?
結局、多くの農地は放棄され、残った農地も相続争いで更に崩壊して行った。
小作農とは、今のサラリーマンのことですよね。工場で給料を貰うのがサラリーマンで、農作業で給料(分け前)を貰うのが小作農なわけですから同じことですね。多くの日本人は結局、サラリーマンという名の小作農に戻ったわけです。
給料を貰う立場に落ち着きを感じる代々の精神は、自作農の精神に改革できなかった。ちなみに私はサラリーマンで一生は無理だと分かっていたけど。
農地改革は素晴らしかったと我々は教育で洗脳されているのかも知れません。
小作人は農場主に搾取されていたと教わったわけですが、それはそれで事実だと思いますが、今も資本家によってサラリーマンは資本搾取されているわけですから同じですね。昔は日が落ちたら家に帰れたけれど、今は日が落ちても夜中まで働かないといけない人が多い。昔は朝と夕は家族みんなで食事が出来たけれど、今、家族団らんで朝夕と食事が出来る人はどのくらいの割合だろう?そうすると昔と今、どちらがより搾取されているのだろうか?今、そういうことでも搾取されているとはほとんどの人は考えない訳ですが、昔もそうだったんではないでしょうか?

カイゼン(改善)は今では有名な世界語ですが、日本は改善は出来ても改革は出来ない国なんですね。行政改革、行政改革と叫びながら一度も何も改革された試しがありません。いろんなことが徐々に改善されていることは確かだとは思いますが、その裏で旧来の利権を守り、新たな利権を作っているのも事実ですね。それは国民が知らされていないだけですが。改革を実行しようとした民主党は売国の改悪だったわけですしね。
個人の人生も改革できる人は極々少数ですよね。良くてちょっと改善。
話しは戻りますが、小保方さんのような人間を研究者として遊ばせておく余裕は必要だと思いますね。新たなことはそういう遊びの中から生まれるのだから。



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