「己を忘れてものを見よ、ものを忘れて道を見よ」という言葉がありますが、実際はその通りなんですけど、分かったような分からない話しですね。
自分に自信がある人は自分のことを考えない、ということですね。
自分に自信のない人は、いつも自分のことを考えている。「私は、私は、私は、私は・・・」の連続。まず出る言葉は、「私はそれは好きじゃない」と。好き嫌いだけが判断基準。自分の好き嫌いを離れて、ものごとを判断できない。
明日の朝も生きている自信のある人は、明日、起きられるかどうかなんて考えないよね。それと同じで本当に自分に自信のある人は自分のことを考えない。
10年近くの前、ある人にどうしても話しておかないといけないと思って、「これを言えば嫌われるだろうな」と思いつつ勇気を出して言った。
「人間の出来ている人が話す言葉には、「私」という単語はほとんど出てこないか、非常に少ない。私は、私は、と言う人は、人間が出来ていない人です。10分間の会話の中で、”私は”というのが何回出てくるか数えてみると良いですよ」と。
そしたら、何という言葉が出てきたか?「私は、私というのをあまり言っていないと思う」と。開いた口が塞がらないというのを始めて経験した?
人間て、ほんとに自分のことが分かっていないんですよね。
ちなみにそう言った人は一人だけではありませんが。
似た話で、国名でも昔、日本は「大日本帝国」と名付けていました。大という文字を自ら付けるのは小国で国際社会で自信が無かったからですね。
The Geat Brtainと名付けた頃のイギリスもひょっとしたらそうだったかも?
今も大を付けている国がありますね。
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