アメリカから見ると、イラクもうまくいかず、アフガニスタンもうまくいかず、その上にエジプト問題、シリア紛争、こんどはウクライナ内紛と現実の血なまぐさい問題に頭が痛い。だから日本にどんな理由があろうとも、東アジア、極東アジアで問題を起こして貰いたくないというのが本音ですよね。「70年前の慰安婦問題なんかアホらしい。日本よ我慢してくれ!今そんなことで揉めないでくれ!」がアメリカの本音でしょうね。日本にとっては中国との尖閣問題、韓国からのどうでもいい問題の言いがかりが大きなテーマだけど、アメリカから見ると、そんなアホらしい問題でアジア訪問なんかしてる場合じゃないということですよね。
ロシアとしても困った状態ですね。右に行くも左に行くも地獄ですね。まあ、そういう意味では北方領土の交渉としてはやり方としてはチャンスですね。
ロシアとしては平和国家を世界に見せつけたい。「ロシアは元日本領を日本に返したのだから、クリミア半島は元々ロシアのものだったのだからウクライナはそれをロシアに返せ」と言える。ロシアから見ると、「今まで長い間一緒にやってきたじゃないか?ウクライナはソビエト連邦のずーっと前からロシアだったじゃないか?お前ら元々ロシア人だろう?ロシア連合体のひとつとして形として独立を認めただけ。それにいろいろ面倒見てやったじゃないか?」ですよね。
だからウクライナに裏切られた感じだもんな~。私から見ると、少なくとも三百年はウクライナ地方はロシアそのものだったんだもんな。
日本で言えば、沖縄に中国の工作員が大量に入り込んで世論操作して沖縄に独立させて中国よりの国家を作っているのと同じだもんね。
ウクライナにアメリカのCIAやイギリスのMI6など大量の工作員を入れて工作、扇動していたと思いますね。普通の市民は市民自体からはそう簡単には怖くて動かない。扇動する人間や組織がいて初めて市民は付和雷同して騒ぐ。それはどこの国も同じ。20世紀は戦争の世紀だったけれど、21世紀は紛争の世紀になるのかな?仮に朝鮮半島が統一したら権利や利権、主導権の取り合いから暗殺やテロがいっぱい起きると思いますよ。ドイツ統一のようにはならない。
日本の明治維新が素晴らしかったのは幕府側も薩長側もたとえ負けても外国勢力を入れなかったことですね。
アメリカの内部告発本を読んでいると、単純に言うと新興国の大統領に、「賄賂を受け取って豪邸に住んで贅沢するか、それとも殺されるかを選べ」と迫るんです。誰でも殺されるより、賄賂で豪邸に住んで腐敗する方を選ぶよね。
で、多くの利権をアメリカの多国籍企業に与えるんです。ウクライナの場合は、大統領一派に賄賂と脅迫で腐敗させて利権を取り、それから国民に自由民主化という名目の餌を与え、民主化のどさくさにさらに多くの利権を盗ろうという戦略の可能性があるな。何も知らぬは亭主だけというのと同じで、何も知らぬは国民だけというのですね。日本の原発利権も同じ構造。こういう話しはメディアには出ない。安保条約で日本を守ってくれる「アメリカ神様」ですから。
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