最近毎日モンゴル在住の二人の日本人のブログを読んでいますが本当にモンゴルは不思議の国ですね。社会主義、または旧社会主義国家の体質というのはそんなものだろうと思う面とモンゴルならではの面と両方あるのでしょう。日本が天国、理想国家のように見えてくるのは日本人だからでしょうか?モンゴルから日本を見ると、「何でそんなにせせこましく生きないといけないの?何でそんなに心を窮屈にするの?」ということになるかも知れません。
コンサートでも日本はほぼ時間通りか5分程度の遅れの、”時間”で始まります。モンゴルでは時間ではなく”客席の埋まり具合”で始まります。だから予定時間はあっても始まり時間は分かりません。どちらが合理的でしょうか?モンゴル正月(旧正月)も10月のある日(あらかじめ特定されない)になって翌年のモンゴル正月がいつか分かるんだそうです。偉いお坊さんが秋に複雑な計算をして翌年の正月を決めるんだそうです。それで毎年変動するんだそうです。中国や日本の旧正月の日にちとは違うんです。だからカレンダーを印刷する段階では正月は決まっていないので正月休みは記入されていないとのこと。当然、正月が決まってから翌年のスケジュールが決まるので毎年バタバタするんだそうです。すべては突然決まる国家なんです、一年の中で最も大切な正月休みさえも。10月の終わり頃でないと翌年の正月がいつか分からないなんて、不思議な国ですよね?
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