青森の津軽富士・岩木山から一戸、二戸、三戸・・・九戸と次々と線を引いてみました。何と!一戸で冬至の日の出線になります。そして3,6,12,6,3゜と3の倍数で規則正しく繋がっていきます。三戸から六戸は、岩木山を中心とした弧を作ります。いやはや、ここにも、という感じですね。かつて古墳時代に津軽に王国があり王国が暦管理をしていた証ですね。暦管理が古代の王国の重要な役割でした。それは世界中の巨石文明の共通する要素ですね。古代の幾何学(測量技術)は恐るべし!です。

たまたま一戸~九戸という名称が残っていたから分かりやすいのですが、冬至の一戸からだんだん春に向かい七戸で冬が終わり、また七戸から冬に向かう。九戸で冬至に近づく。冬の季節管理、いつ頃どのような冬風が吹くか、冬の嵐になるかという周期的な管理が重要だったのかも知れませんね。
夏至の方向や北側にいろいろ線を引くと面白いことが見つかります。
それにしても岩木山から八甲田山のラインが、ほぼ緯度線(春・秋分線)になり、岩木山から白地山が冬至のラインになるというのは不思議ですね。実は日本は、たくさんそういう不思議な自然の山のラインがあります。まるで日本列島は神が作ったのではないかと錯覚するほどです。造山活動(火山活動)の規則正しい周期性と地球の回転と傾きが作用して造られたものと思われます。
それにしてもこんな簡単なこと、誰も見つけなかったのだろうか?
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