現地29日の昼前にサンフランシスコに着いてホテルに向かった。ホテルの部屋に入ったら携帯にインスタント・メッセージが入った。日本外務省からだった!
「はあ~?外務省が個人にメールなんか送るのか?まさか!俺は追跡されているのか?」と気持ち悪いのですぐに削除した。
それにしてもあのメールは何だったのだろう?迷惑メールにしては不思議だ。
ほんとに外務省から?そんなことはあり得ないことだろうし。
一昨日になるか?は分からないけど、飛行機に乗る前に、「この飛行機には乗るな!」という声が聞こえたり、直感が働いたらどうしよう?私だけが乗らないということが出来るだろうか?キャンセルするにしても次の日の便にすると新しく飛行機代やホテル代がかかるし。そんな理由では他の人は聞く耳を持たないだろうし、みんなと一緒に乗って一緒に死ぬのもひとつの選択だなと考えていた。
まあ、フライトが危険だという感覚は無かったのでそのまま乗る流れで流れた。
飛行機が離陸のためのエンジンを吹かし始めて突然止まった。「機器の不具合のために引き返します。どれくらいの時間遅れることになるかはまったく分かりません。」というアナウンスがあった。機器の点検修理のために駐機場に引き返した。一度、燃料を抜くという話しがあったような無いような?そのまま私は眠りに落ちた。
1時間半の後に、「点検修理が終わったので出発します。」というアナウンスがあった。その間、私は眠っていたので、その1時間半は無いに等しかった。
それにしても、あのまま飛んでいたらどうなっていたのだろう?
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