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中国列車事故2

脱線した車両をすぐに壊して土に埋めるというのは軍事的にはとても合理的な方法です。中国の鉄道省は人民解放軍(軍)の管理下にあるということです。軍の管轄下で軍の常識に従って対処しているということが分かります。
昔、日露戦争だったか、ノモンハン事変の時だったか、おそらく両方とも、当時のロシア、ソ連はシベリア鉄道が単線だったので大量に兵員や戦車、軍事物資を運ぶのに運び終わった列車はすべて捨て置いたのです。そうやって一方通行でどんどん兵員と戦車と軍事物資を運んだのです。運び終わっていらなくなった車両はその場で捨てる。より多くの車両を捨てるためには土の中に埋めてその上にまた捨てるという方法が取られるわけですね。証拠隠滅のために埋めているのではないのです。軍事マニュアルに従っているのです。
日本人は、「インターネットも発達して情報化されている今はそんな時代ではない!」と言いますが、中国は今もそんな時代なのです。インターネットによる情報化社会にここ10年で大きく変化していますが、軍事マニュアルは簡単には変えられないのです。司令官や将校がマニュアルに従って行動しないと死刑になってしまう。ただそれだけのことです。世論を気にし始めている中国政府と、「世論なんて武力で押しつぶせ!」と言う人民解放軍との違いであり、政府は軍に指示命令することは出来ないのです。そして繰り返しになりますが、鉄道は軍の管轄下だということです。もちろん組織図的にはそうなっていないだろうけど。
ちなみに中国には中国国軍というのは存在しません(マスコミがそういう表現をすることはあるが)。人民解放軍は共産党軍なのです。党が持っている軍隊なのです。要するに党の私兵なのです。国家、国民を守るために存在しているのではないのです。共産党支配を維持するため、その勢力を伸ばすために存在しているのです。日本人の持つ概念からは根本的に思想が違うのです。
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