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大阪都構想2

インターネットを読んでいると、「若者が年長者に負けた」、「変わるには勇気が要る」、「年長者は孫の世代のことを考えていない」とか私と同じような意見がいろいろあるが、確かに、今の年長者から、「孫の世代のためには何が良いか?何が残せるか?」という言葉を聞いたことが無い。
私の母方の祖父なんかは80歳過ぎても30年後のことを考えて仕事していた。「今日、山に何々の苗を植えてきた。30年後には良い実がなるだろう。」とか言っていた。
今の年長者は自分の年金の増減しか興味が無いようにも思える。自分の孫については財産や遺産なんかを考えるのだろうけど、孫の世代について何が良いかは考えないのかも?それが大阪都構想がポシャった理由かもね?
直接の子供や孫がいようがいまいが、孫の世代が生きる未来の日本を考えるという想像力が日本人には無いのかもね?それは全体思考、システム思考が日本人は出来ないというのと同じ根だな。良い悪いは別として、50年後の自分の国の覇権を考えて、今、手を打つのは中国人やユダヤ人だな。30年後のことを考えて、今、手を打つのがアメリカの白人だな。日本人が考えられるのは来年の年金や税金のことぐらいかな?
「自分は何が残せるのか?どのように残すのか?」を私はいつも考えている。




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