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「天風会にいた頃、村長さんの話を聞いても、「村長さん、何を言ってんの?変なことばかり言っている。私のこと、何もわかっていない」と思っていたけど、天風会を辞めて何年か経って、「あ~!村長さんの言っていたことが正しかった」と分かりました」と10年前ぐらいかな?年配の人に言われたことがあります。
「そう、生きている内に分かって良かったね。死んだらみんな分かると思うけど、生きている内に分かるのと、死んでから分かるのでは大違いだからね。今生で間に合って良かったね」と答えました。
私は、人にいろいろ言っていますが、人の顕在意識で今、分かってもらおううとは思っていません。もちろん分かって貰えるとうれしいけど。縁ある人と良い仲になりたいと思うけれど、それよりもその人に正しい形での幸せを生きて貰いたいということの方がはるかに優先ですね。正しくない生活を裏に持っていての幸せは続かない。そのために嫌われ役も、恐れられ役も引き受けています。昔からそれが私の役ですね。だから私は優しくない。
昔、いとこの四歳の娘が、門の床几の上で涼んでいる私の目の前で、地面がコンクリで出来ている門の中で転びました。明らかに膝をすりむいた状況でした。転んだ瞬間、痛さで泣きそうな顔になり始めたその瞬間、「泣くなー!痛くない!」と私の最大の声で叫びました。彼女は膝の痛さより突然の私の大声に意識が取られて、膝の痛さを忘れました。そして母親(私のいとこ)の所へ行って、絆創膏を貼って貰いました。そして私の所に来て、私の傍にちょこんと座りました。「痛くなかっただろう?」と私がやさしく尋ねたら、彼女は「うん」と答えました。それから彼女はしばしば私の傍に来るようになりました。
そういう一瞬の厳しさは必要なのです。その一瞬は、彼女のようにほんの一瞬の場合もあるけど、何年続くか、何十年続くか、何百年続くか、それは分かりませんがケースいろいろ。
厳しさは、時に恐怖を感じるかも知れませんね。十年か何十年か経った時に、
「あ~、あの時、あのまま進んでいたら私の魂は大変なことになっていた。あの時に恐怖を与えられて止められたのは本当に良かった」と思えるようになる人もいるかも知れないし、いないかも知れない。恐怖を感じて外れた道を是正できた人は幸せだ。
それにしても、「泣くなー!」と私の最大の声で怒鳴られた時に、それに愛を感じるか、恐怖を感じるかの違いは各人違うでしょうね。恐ろしさを感じる人もいるかも知れない。怖いおじさんとして一生、私に近寄らないかも知れない。そういうことを一瞬にすべて計算して、そういうリスクは覚悟の上での怒鳴りですがね。その子供にとって何が最適かを考えての判断であって私自身のことは何も考えていない。でも本当の愛を持った怒鳴り声は素直に入っていくものです。私もそういう愛の中で育てられてきたから、与えられたものを与える番になったというだけの話しですね。もう二十年前の話しですけど。


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