従妹の明美はブラジル生まれだが、その姉の里美は５歳の時にブラジルに叔父叔母と一緒に移民した。里美は大きくてまん丸い目をした雛人形のようにかわいい子だった。以前に明美に会ったことのある兄曰く、明美は里美より美人顔だと。里美より美人とはどれくらい美人なのだろうと期待して会った！！！
はあ？どこが美人だ？しかしビックリした。彼女の亭主を見て。
｢はあ？お前と俺が従兄弟というよりお前の亭主と俺がまるで兄弟みたいじゃないか！」と開口一番口にした。どうしてこんな選択になるんだ？というような感じですね。亭主の名前の中にも明の文字が入っているし。亭主は女房より一回り小さいノミの夫婦で仲の良いおもろい夫婦でもあるな。
姫路まで一緒に帰ってきたが、船の中でいろいろ話して聞いたが、同じ血を持つ人間同士、産まれた場所は地球の表と裏と違うがどうしようもなく同じ面がある。
ちなみに彼女の父親は私の母の兄で、母親は私の父の姉なのでダブル従妹になる血の濃い関係になる。