「こうすればクンバハカにはどうやってもならない」という方法を第二回”宙の風”勉強会でお話ししました。すなわちクンバハカになるにはそうしてはいけないということなんですが。
瞑想は80%が姿勢、15%が呼吸、心は5%とも言いました。まあ、心は姿勢や呼吸に連動するのですが。
今日気がつきました。肩呼吸、胸呼吸では感謝の念が生まれないと。「有り難いな~!」と思う心は腹式呼吸でないと起きてこない。みなさん、試してみてください。
鬱病を患っている人とかマイナスの思考をいつもしている人は腹式呼吸が出来ないのです。今まで人にアドバイスしていて何回かそういう経験がありますね。
瞑想を指導するために、「腹式呼吸をしてみて」と言うと、「出来ない」と反応が返ってきます。良い無心になるには腹式呼吸が出来るようにならないといけないのですが、心の持ち方を変えないとそれが出来ないのです。が、同時に腹式呼吸が出来ないと心の基本である感謝が出来ない。これも「鶏が先か卵が先か?」の問題ですね。
腹式呼吸が出来ない人を出来るようにするには時間がかかります。なぜならマイナスの観念を持つ過去の記憶をプラス思考・感謝思考に置き換えないといけないから。
次の勉強会のテーマは、潜在意識にある記憶の価値観の転換かな?
腹式呼吸の先に丹田呼吸というのがあります。その先に全身呼吸というのがあります。天風教義は全身呼吸なんですけどね。呼吸操練、プラーナ・ヤーマ呼吸法というのは教わっている以上に深い意味が隠されているかも知れない?
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