今朝、駅のプラットホームの椅子でスマートフォンの置き忘れを見つけた。
大きめの画面だけど見た目はかなり古く汚れていた。外人の肉体労働者が持っていた物でないかと想像できるものだった。
持ち主が戻って来てすぐに分かるように、このまま置いておくのもひとつの手だし、駅事務所に持って行って駅員に渡すのも手だし、どっちにしようかと迷った。置いていてもこんな古く汚いのは日本人なら誰も取らないだろうが、万一のことも考えて、結局、面倒だけど登ってきた階段をまた下りて駅事務所に持って行くことにした。どっちが良かったのだろう?とその後でも考えたが、「ここに置き忘れていた携帯は駅事務所に預けました。」というメモを貼っておくのが一番良い方法だろうと考えた。もちろん今回はそんなメモ用紙は持っていない。今後、そういう貼り付けられる小型のメモ用紙を持ち歩くことにしようと思った。
以前、自転車のキーを拾ったことがある。「どうしよう?おそらく落とした本人はスペア・キーは家に持っているだろうけど、拾った手前、そのまま捨て置くわけにはいかないな?」と考えて、近くのスーパーで紐を買ってきて、キーが落ちていた傍のライト・ポール(街灯)にくっつけてぶら下げることにした。しかし一週間経ってもそのままだったので、仕方ないからそのキーをポールから外して捨てた。落ち主が見つけられるようにした私の知恵は実らなかったな。
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